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2008年12月05日
デザートローズ
砂漠で、溶けたミネラルが結晶したものです。
砂粒が落ちたり、もろかったりしますが、パワーはもろくありません。
すっきり、きっぱりします。
心の中に線を引いたみたい。
真っ白く、太い直線です。
それは不思議にも、強くなれる気がします。
しっかりと自律できた気分。
ああしよう、こうしようと、習慣を整えることを思いつき、
決然と取り組んでいる自分のイメージが浮かびます。
白いエッジの数だけ、きっぱりした態度に変えていける、
とでも言うのでしょうか。
見つめていると、やがて白い線は、自分の背骨そのものに感じます。
砂漠という厳しい環境の中、自分の背骨を思う......
――姿勢、なんでしょうね。
自分の姿勢って、普段には自覚がありません。
肉体的にも、精神的にも、人間関係でも、仕事でも。
いつでも真っすぐというわけにも行かず、曲がりながらも、それに合わせてバランスを保ちますが、これがクセや習慣になるんですよね。
わかっていても、いつの間にか「しょうがない......」。
惰性の力、です。
必要な惰性もあるでしょう。
必要だという思いから、惰性だとするのが難しいこともありますし、
それが無くなるなんて考えられなくなっていることもあります。
だけど、「惰性」と名付けることが出来るのなら、それは惰性です。
そのまんま、を続けるのはしんどくなっていきます。
では、切り捨てて新たな改革に乗り出す?
それとも、なんとか堪えて服従する?
代償が少ないのは、どっちなのか......
そんなこと考えてしまいます。
この石が伝える、すっきりきっぱり感は、同時に自由も伝えます。
心の中に引かれる線は、それこそ砂漠のような広々とした空間に引かれるもの。
自分が考えるよりももっと、心って、広くて大きなものじゃないかな、
と考えさせられるんです。
まだまだもっと、心のうまい使い方がある、と示している気がしてなりません。
広くて大きいと、視野も広がり、柔軟になれて、創造もしやすいでしょう。
そこでは自分自身の、本当の選択がなされるんだと思います。
自発的な選択。
これこそがすっきり、きっぱりとしたものなのでしょう。
この石の不思議な形は、花が開いていくようです。
人の心も、これにつられて開いていくんじゃないでしょうか。
魂の成長と拡大のスペースへ、導いてくれるように思いました。